デジタル社会人育成プログラム「アイディアコンテスト」の一次審査会を実施しました!
デジタル社会人材育成プログラムの一環として、デジタル講座にご参加いただいた学生の方を対象に、西新宿の社会課題解決に取り組むアイディアコンテスト一次審査会を11月13日(日)に実施しました。
9月26日からアイディアコンテスト出場の申込を開始し、8つのグループが参加しました!
デジタル社会人材育成プログラム
一次審査概要
■開催概要
日時 2022年11月13日(日) 13:00~16:30
場所 東京都庁 5階大会議場
■審査員
WAmazing 株式会社 代表取締役 CEO 加藤史子 氏
ワイクル 株式会社 代表取締役 角征典氏
東京都 デジタルサービス局 ネットワーク推進担当部長 赤木宏行氏
東京都 デジタルサービス局 ネットワーク整備担当部長 村上清徳氏
■実施内容
5分間:プレゼンテーション
10分間:審査員から学生に対するQ&A及びフィードバック
■募集内容
参加学生の皆さんは、約1か月間の準備期間でデジタルの力で西新宿の課題を解決するアイディアとして5つの課題テーマ+
その他(自由テーマ)から一つを選んで取り組みました!
- ①地域の魅力を創出するアイディア
- ②認知度向上・地域への参画を促すアイディア
- ③移動環境を改善するアイディア
- ④新たなワークスタイルを確立するアイディア
- ⑤エリア共通基盤を整備するアイディア
- ⑥その他(自由テーマ)
一次審査会の様子
各グループ(計8グループ)から思考を凝らしたアイディアの発表が行われました。
グループ1:エヌセクサーズ「N-SEC」
地域の魅力を創出することを目的として、エレベーター内の滞在時間を有効活用すべく、エレベーター内にデジタル掲示板を設置し西新宿の地域情報を載せることで利用者に西新宿の魅力を発信するアイディアを発表しました。
グループ2:patapata「ARでトリップin西新宿」
地域の魅力を創出することを目的として、新宿中央公園に来た親子に、AR技術を通じて園内の豊かな自然の中に拡張現実世界の鳥を表現し、AR版バードウォッチングの体験を提供するアイディアを発表しました。
グループ3:ひよこ組「「とうきょう子育てスイッチ」アプリをもっと便利に」
移動環境の改善を目的として、東京都の公式アプリ「とうきょう子育てスイッチ」において、必要かつ正確な情報をたくさん掲載できるように既存アプリを改善し、子育て家庭の外出時・緊急時の検索にかかる時間や手間を減らす育児をサポートするアイディアを発表しました。
グループ4:チーム調味料「西新宿ARリンクプロジェクト(仮)」
認知度向上・地域への参画を促すことを目的として、西新宿エリア全体をARゲームアプリ上のフィールドとして設定し、街の散策を促すようなクエストコンテンツを提供することで、西新宿の魅力を新たに発見できるアイディアを発表しました。
グループ5:西新宿猫島化計画実行委員会「西新宿猫島化計画」
地域の魅力を創出することを目的として、AR空間上に配置した猫に西新宿の魅力的なスポットを案内させることで、西新宿に来た人が、猫に癒されながら目的地にまでたどり着けるアイディアを発表しました。
グループ6:ぶるぶる「Aptouch」
移動環境の改善を目的として、背後から近づいてくる自転車の危険を察知しにくいという課題を解決すべく、自転車の接近を聴覚や視覚ではなく「触覚」を通じて通知するアプリを開発することで、西新宿在住の子連れの方等が安全に西新宿エリアを移動できるアイディアを発表しました。
グループ7:6(シックス)「ITと新宿社会の力を活かした学生専用コミュニティサービス」
認知度向上・地域への参画を促すことを目的として、人との交流を望む学生に対し、アプリを通じて新たなコミュニティに加わり、リアルで会えるような友人ができる学生専用ソーシャルネットワークサービスについてのアイディアの発表をしました。
グループ8:25班「西新宿を魅力ある地域にするためのスマートグラス」
地域の魅力を創出することを目的として、西新宿の景色を華やかにするとともに、西新宿のレストランやフリースペースなどの情報を得られるスマートグラスを開発し、地域の情報を発信するアイディアを発表しました。
一次審査の結果
8グループとも素晴らしいアイディアを発表いただきました。
事務局・審査員一同、各グループの発表から学ばされる点も多かったと感じています。
レベルの高い発表・アイディアの数々に審議は難航いたしましたが、結果として、以下の5グループが一次審査を通過することとなりました。
「グループ 1:エヌセクサーズ」
「グループ 2:patapata」
「グループ 3:ひよこ組」
「グループ 5:西新宿猫島化計画実行委員会」
「グループ 7:6(シックス)」
通過した5グループは、最終審査となる「二次審査」に向けて、アイディアを更に精査するとともに、プロトタイプ制作に取り組むこととなります。
参加者の声
参加した学生からは、下記のような声がありました。
「アイディアコンテストを経て、デジタルに対する理解が少しでも深まりました」
「デジタルの力は強いので、これからもデジタルを取り入れて社会問題の対策になれるといいと思います」
「実際にフィールドワークを繰り返し、ユーザーの声を集めた時に、課題解決に向けての意欲が湧き、また、デジタルの可能性を感じるようになりました。」
(実施後アンケートより抜粋)
また、最後には審査員の方々も含め写真撮影を行いました。
今後の予定
11月~2月:プロトタイプ制作
1月:中間フィードバック会
2月19日(日):2次審査会
3月:成果報告会*
*本コンソーシアムの成果報告会において、優勝アイディアの発表等を予定